活性酸素 ～タバコ・紫外線～
活性酸素を除去することは大切ですが、活性酸素を増やす原因を知っておくことも大切です。
生活習慣を変えることで、減らすこともできます。
活性酸素を増やす原因で、よく知られているのは大気中の汚染物質やタバコです。
特にタバコは活性酸素を増やす物質を多く含むばかりではなく、血管を収縮させる働きも強く、
目にとっては極めて悪い影響を与えてしまいます。
白内障などの目の病気を予防するなら、まずは禁煙が第一です。
ストレスや偏食、過食なども発生させます。
しかし、白内障の場合に最も注意したいのが紫外線です。
紫外線とは、太陽光線のうち、波長が短く、エネルギーの大きい光線のことで、
水晶体の役割は光を集めて網膜に映し出しピントを合わせますが、もうひとつの役割は、
目に有害な紫外線を吸収して、網膜を守ることです。
紫外線が当たった水晶体の部分では、大量に活性酸素が発生してしまいます。
現在は大気中のオゾン層の破壊が問題視されています。
季節を問わず大量の紫外線が降り注ぐ危険もあります。
秋や冬は大丈夫と思っている方も多いと思いますが、安心できません。
また、日差しの強い日だけではなく、曇りの日でも紫外線は多く地上に達していますので、
注意が必要です。
つばの広い帽子やサングラスで、できるだけ目を守りましょう。
